コメカブログ

コメカ(TVOD/早春書店)のブログ。サブカルチャーや社会のことについて書いています。

エッセイ

あえて「大人」になる

ぼくは今年で37歳になるが、自分が「大人になった」という実感が正直、無い。30代半ばの人間というのはもっと成熟し落ち着いた精神を手に入れているものだろうと、子どもの頃は思っていた。いま現在のぼくは「はやく大人にならなければ」といまだ常に焦って…

本屋は何のために営まれるのか?

集英社・講談社・小学館の三社が、出版流通業を行う新会社を丸紅と共に設立する、というニュースが話題になっている。 AIで“出版流通改革” 集英社、講談社、小学館が丸紅と新会社 - ITmedia NEWS いまのところは「年内設立予定で協議中」という情報しかない…

郊外の私

もう10年以上東京都内に暮らしている。大学を出て社会人になってから、最初の8年ほどは池袋周辺を転々とし、5年ほど前からはずっと西東京にいる。もともと自分は埼玉の浦和のあたりで育ったこともあって、池袋や西東京のなんというか地味な雰囲気はとても居…

4月の現状

前回更新から二か月も経ってしまった。とにかく忙しかったのもあるのだが、なんというかこう、Twitterやブログに対して色々考え過ぎてしまいがちになっていたところもある。ちょっと方針を変えて、「とりあえず書き残しておく」という感じでしばらくまた定期…

「ちゃんと負けてみる」ってのはどうだろう?

「ちゃんと負けること」って、はたしてどういうことだろうかと最近よく考える。 「勝ち組・負け組」という言葉が流行したのは今から15年ほど前のこと(2006年の「ユーキャン 新語・流行語大賞」にて、「勝ち組・負け組・待ち組」が14位にランクインしている…

「つまらない大人」として生きる

ぼくは今年2021年で37歳になるんだけど、もしいま自分が20歳前後だったら、「どうせ社会全体がめちゃくちゃなんだから、自分にとって居心地のよいコミュニティに閉じこもって生きたって別にいいじゃん!」みたいな心情に、もしかしたらなっていたかもしれな…

2021年/緊急事態宣言/「伝統」としてのさんま芸

2021年になった。年末年始も基本的に諸々作業し続けているため、年明けの感慨も正直言って特に無い。もともと自分は儀式・儀礼的なものについて無頓着なタイプということもあり、ただ粛々と日々を送っている感じ。ただ、元旦にパートナーと一緒に食べるおせ…

自分にとってのメイン・テーマ

コロナ感染拡大が止まらない。本日12月23日の東京都の新規感染者数は748人、全国では3,248人。日本の総感染者数は今日までに20万人を超えている。報道各社の世論調査では内閣支持率が低下し続けているが、これだけ無策無能ぶりを露呈している菅政権に、いま…

2020年の「青春」

2020年が終わってしまう。とにもかくにもコロナ禍に振り回され続けた一年で、小さな古本屋を営むぼくにとってもこの状況はとにかくキツかった。というか今でもキツい。周りを見渡しても苦しい状況にある人ばかりで、たまに会話する機会があっても「この先一…